勉強好きで研究熱心な星、印綬とは、どんな星なのでしょうか?
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印綬の意味について
学問、研究、知識、知性、名誉、名声、発明、礼節、思想
- 印綬は学問・知恵・名誉などを表わす星で、自分の運を起こす吉星です。また官星と共にあれば、官星の行動力と印星の思考力とで精力的な生き方が出来るとみます。
- 比肩から始まって、印綬は天干星最後の星なので、大運などには人生後半に巡ってくると強く働きます。
- 印星が大過する場合は、「多印身弱」となり心身共に不健康な運気となってしまいます。この場合、財星があり印星を剋すと良化します。
- 印綬は、傷官(感受性・直感)と共にあれば「印綬傷官格」となり、学問や芸術・技術の才能を発揮する命式とされています。
印綬の性格
- 知識欲旺盛
- 謙虚で温和
- 名誉と理性を重んじる
- 話し好きで人から好かれる
- 人を頼って楽をしようとする
- 営業など実利獲得は苦手
- 理屈っぽく思想かぶれ
勉強家で研究熱心、芸術・哲学・思想など精神的分野でも才能を発揮します。人から尊敬されたり名誉を得ることに価値を見いだします。
また、自分好きでプライドが高く、他人への関心は薄いと言えます。
忍耐力に欠け、人の助けを当てにする甘さもあるようです。
印綬の仕事運
精神性の高い知的職業が適しています。技術、技芸、資格を持っての仕事も良いでしょう。でも、肉体労働や営業は向いていません。
☆天干星でみる職業
基本として、月柱の天干星を中心にみます。
適職
- 知的な職業・・・教師、学者、大学教員、医師、弁護士、人を指導する職
- 伝統的・古典的な職業・・・音楽家、古美術商、宗教家、作家、伝統芸能など
その他(恋愛・金運など)
恋愛・家庭運
にこやかでおっとりして人当たりは良いですが、相手に表現するのが苦手で印綬特有の押しの弱さから、恋愛に関してもグズグズしがちでタイミングを逃してしまうことも。
そこは人からの引き立てや援助で上手く乗り切れるかも。
女性は、財星が共にあれば良妻賢母となることでしょう。
財運
印綬自体は弱い星で、財運はそれほど良いわけではありませんし、傾向としてお金に対して関心が薄いようです。共にある星が偏財・正財・食神・傷官なら、商売での成功でお金回りは良くなるでしょう。
その他
- 長所
- 人から好かれ人気がある
- お人好し
- 研究熱心で知的理解力がある
- 困ったときも誰かの援助がある運気
- 短所
- 他人にあまり関心がない
- 意外と要領が悪い
- 他人の助けをあてにする
- 社会的駆け引きが下手
MIYAKO
知的好奇心があって話し好き、心優しいインテリって感じ~!