出て欲しくないカードをどう捉えるのか、観ていきましょう。
Contents
怖いカードは何のためにある?
スプレッド上に並べられるカードにドキドキしながら、じっと見つめる相談者さん、
意味は分からなくても、見た目に辛そうだったり痛そうなカードが出ると、不安げなお顔をされることがあります。
どうせなら、キラキラしたポジティブなカードだけ並んでくれたらいいのにって思いますよね。
なぜネガティブなカードが存在するのか、
それは、日々の暮らし、人生そのものの運気が良いとき、良くないときがあることに関連していると思います。
スプレッド自体がその状況のストーリーであり、気を付けるべきことなどが具体的に示される方が落とし込みやすいのではないでしょうか。
もちろん、カードが持っているどの意味を選び、どうリーディングするのかはタロティストに託されている訳ですが。
どう、励みや安心感を持たせる?
怖そうなカードもいくつかありますが、ここでは4枚取り上げてみました。
アドバイスとして、どう捉えるのが良いかという視点で見ます。
悪魔
まず絵が怖い。見た目良くなさそう。
- 欲望、快楽、束縛、依存、悪い習慣など
- →とことん好きなことをやってみる、常識に囚われない、やるだけやったら気付くことがあるなど。
塔
破滅的で何かが起りそう。
- 破産、トラブル、崩壊、災害など
- →予想外のことをやってみる、積み上げてきたものを壊してみる、とにかく逃げる、全く新しいことが始まるなど。
ソードの10
無残にやられてしまった様子。
- 悲しみの極み、破滅、絶望、不幸など
- →開き直る、これ以上酷くはならない、生まれ変わる、ここから始まるなど。
ソードの3
痛みしか感じない。
- 避けられない悲しみ、苦痛、別れ、喪失感など
- →人生の学びと捉える、あえて辛いことをやってみる、どうしようもないことなので自分を責めるべきでは無いなど。
一見怖そうなカードにも、その奥には教訓や学びがあるものです。良いことばかりや悪いことばかりが続くわけではありません。
MIYAKO
怖いカードも怖がらずに、次のステージへのバネにして欲しいね!