ストレスに強くなるためにセルフケアは必要です。
レジリエンスを高めること!
日常生活の中で抱えてしまうストレス、そこから発するものとして
- 身体的反応・・・頭痛、めまい、肩こり、血圧上昇など
- 心理的反応・・・不安、イライラ、情緒不安定など
- 生活習慣・・・飲酒、喫煙、夜更かしなど
- 心身の疾患・・・精神疾患、高血圧、心疾患、動脈硬化など
そうなる前に、ストレスに少しでも強くなるために
心の回復力(レジリエンス)を高めることが大切です!
困難な状況に直面しても上手く適応出来る能力、心の在り方に必要なのが心の回復力(レジリエンス)です。
レジリエンスが高い人は困難に直面したとしても、それを乗り越え順応し適応出来ます。
- 未来に対して肯定的な期待が持てる⇒なんとかなる、大丈夫!
- 物事に対して興味や関心が幅広い⇒コーピング
- 感情のコントロールをうまく行える⇒マインドフルネス
☆レジリエンスが高いとは、考え方の多様性、チャレンジ精神、自分にも他人にも優しい、ポジティブ思考であると言えます。
コーピングとは
コーピングとは・・・対処する、切り抜けるなどの意味があります。中でもストレスに対してリラックスするための対処を「ストレスコーピング」といいます。
ストレスから身を守る方法として先に述べた「防衛機制」というものがありますが、防衛機制は辛いストレス状態から自分を守るために、本能的に無意識に働いてしまう心理的なメカニズムです。コーピングは意識的に行なうものです。
☆コーピングって、実際どんなもの?
- ペットと遊ぶ
- 絵を描く
- テレビを観る
- 読書する
- 部屋を片付ける
- 昼寝をする
- 編み物をする
- 友人と会う
- 他者とゲームをする
- ボランティア活動をする
- 友人とドライブ
- 飲み会や会食
- 化粧をする
- ヨガ、ジムへいく
- 健康的な食事をする
- アロマを焚く
- ウォーキングをする
- ストレッチに精を出す
- 瞑想する
- 神社・仏閣へ出かける
- ヒーリングセッションを受ける
- 占いをする
少し書き出してみましたが、自分一人でも出来る日常的な簡単なことから、誰かと一緒にやれる楽しいことなど、気晴らしになり心が元気になれることなら何でも良いのです!
マインドフルネスとは
1979年、ジョン・カバット・ジンによって提唱されたマインドフルネス~
「意図的に、今この瞬間に、価値判断することなく注意を向けること」
瞑想の形を取ったり呼吸法であったり、まさに今、自分に起きている体感をしっかりと感じることで、雑念を払い忙しく活動している脳を休めてリラックス効果を得ることです。
リラックス効果、ストレス耐性効果、
集中力アップ、記憶力アップ、
免疫力アップ、感情コントロール力アップ
脳のリフレッシュ効果など
基本的なやり方として
- 座る・・・椅子やソファー、座禅でもいいです。
- 軽く目を閉じ、呼吸を整える。
- 息を吐いて、鼻からゆっくり息を吸う・・・この時、冷たい外気が鼻から気管を通っていくのをしっかり感じる。
- 吸った息を少し長めにゆっくりと吐く・・・この時、温まった息が気管から鼻を通っていくのをしっかり感じる。
- この間、このことだけに集中することが大切。
- もし、途中で他のことに気が散った時は、すぐに気付いて今の呼吸に全集中!・・・自分の中で切り替えればOK!
- どうしても呼吸だけじゃ無理な場合・・・手のひらに息を吹きかけて、その冷たさや感覚を感じるだけでもOK!
これらを約10分でもやるだけで、スッキリ感はあります。
出来れば毎日続けることで、リラックス効果・リフレッシュ効果は得られますが、気になった時は少しの時間でお手軽にやることが大切です。
現代はストレス社会、少しでもリラックス効果を得て回復力を上げるためには、セルフケアが必要ね!