十二運～休囚運(死・墓・絶)

次は、休囚運～死・墓・絶です。

死(し)について

死は「死人」、命が終わった状態を表わします。性格は淡泊で、明るく見えて真面目な努力家ですが、やや短気で融通の利かないところが欠点です。

また、器用で多趣味、判断力も有り、専門的な技術や研究に向いています。

乙亥、庚子日生まれの女性は、夫婦縁が薄い人も多いです。

墓(ぼ)について

墓は「墓入り」を表わします。運気が墓に入ったような八方ふさがりを意味します。

墓日生まれには二つのタイプがあり、一つは勇ましくない女性的で、派手さを好まず地味で堅実な学者肌、心に憂いを持った苦労性のタイプです。もうひとつは、計画性があり経済観念が強く積極的なタイプです。

日柱や月柱に墓を持つ人は、若くして運気が開くことはあまりなく、３５歳を過ぎてからの開運となるでしょう。

絶(ぜつ)について

絶は「絶無」になった状態です。全てが無くなるので悪いようですが、ここから発展し向上するともとれます。なので、頂点から急転直下で落ちるひともいれば、底から大きな幸せを掴む人もいます。女性の方が男性より凶害は少ないようです。

日柱に絶を持つ人は、隠し事の出来ない性格ですが一つのことを飽きずにやり続けることが出来ません。飽きっぽくいつも周りが散らかっている傾向にあります。

人を疑わず信用してしまうので、だまされたり誘惑に弱かったりします。

甲申・辛卯日生まれの人は短気の傾向があります。