四柱推命

偏印~自由で奇抜な発想力でアイデアを生み出していく

凝り性で神秘性をも秘めた星、偏印とは、どんな星なのでしょうか?

偏印の意味について

偏印は、日干を生じて(相生)、日干と陰陽が同じものとなります。

芸術、神秘性、芸能、宗教、病気、災難、企画力、好奇心

  • 印星(印綬・偏印)は、「学問・知恵・名誉・宗教・技芸」などの意味があります。そしてこの偏印は「偏った」という意味合いから、「趣味・悩み・凝り性」の星とも言えます。
  • また偏印は、福星である食神を壊してしまうこと(倒食)から、悩みや病変の星とも言われています。この倒食は財星、特に偏財があることで良化解除出来ます。
  • 命式の中に、印綬を含めて印星が大過すると偏印の作用が大きくなります。これを「多印身弱」といい、福の薄い運気となります。

偏印の性格

  • 知的好奇心が旺盛
  • ユニークな発想力
  • 楽しいことには何時までも没頭できる
  • 頭の回転が早い
  • 飽きっぽい
  • 実務面が苦手
  • 責任感・反省心があまりない

自由な発想・アイデア力は抜群で、とても楽しそうに没頭します。また、眼に見えない世界観、スピリチュアルなことにも興味があり精通しています。

反面、口だけで一向に実行しなかったり、面倒なことを避けて責任逃れする傾向もあります。

基本的に、自分の趣味趣向で無いことはやりたくありません。

偏印の仕事運

枠に囚われない、自分の才能を活かせる職業が適しています。趣味趣向の合う変化に富んだ仕事や、余裕をもって出来る環境があることです。

☆天干星でみる職業

基本として、月柱の天干星を中心にみます。

適職
  • 趣味が高じて仕事になる・・・美容関係、芸術、ファッション、タレントなど
  • 変化に富んだ未開拓な分野・・・学者、宗教家、占い師、スピリチュアル系など

その他(恋愛・金運など)

恋愛・家庭運

思い悩む星なので、相手に気持ちを伝えるのも一苦労。恋愛中も相手にリードしてもらう方が楽と考えてます。

夫婦関係も、すれ違いが起きやすく、継母との縁が深い。印星は食神・傷官を剋すので子ども縁は薄くなりやすいです。

財運

コツコツ貯めていくのは難しいかも。自分の得意分野が明確になり没頭するほどに、出費も大きくなる傾向が。

その他
  • 長所
  • ユニークで斬新な考え方
  • 知性や感性で生きる
  • 頭の回転が速い
  • 精神的思想への深い概念を持っている
  • 短所
  • 実務処理は苦手
  • 面倒なことや責任を負うのはいや
  • 現実を見ず、自分の趣向に熱中する
  • 不安定で周りを混乱させる
MIYAKO

自由で奇抜な発想力、これからの時代に飛躍しそう!