２２番目は「山火賁」です。下卦が「離」、上卦が「艮」となる卦です。
山火賁とは？
「外見を美しくすることも大事だが、内面も充実させよ」ということです。
- 美しく見栄えを良くすることは吉
- 心を飾り整えることも重要
- 度の過ぎた装飾は身を滅ぼす
- 大きなことをするときではない
「賁」は飾ると言う意味です。この卦は、太陽(火)が山の彼方に沈む日没の光景を表わしています。夕日に染まる山々はとても美しい光景ですが、一時的で表面的な美しさで永続的なものではありません。
山火賁のときは、大事をするより小事をすることに力を入れるときです。また、見栄を張らずに内面充実を心掛けましょう。
山火賁の運気
この卦ではどう振る舞い、何に気を付けるべきなのでしょうか？
総合運
外見を飾ることだけに囚われず、内面を磨くことを怠ってはいけません。明るく前向きに気持ちを高めることで良い運気に恵まれます。
この時期は、芸術的なことに触れることで運気のアップにも繋がっていきます。
仕事運
あなたが出来る範囲の仕事であれば、引き受けるようにしましょう。大きな仕事は引き受けるときではありません。
また、見栄えの良い仕事も中身が整っているか、確認してから受けるようにする方が良いでしょう。
恋愛運
相手のいない方は、良い出逢いのチャンスです。身なりを整えて着飾り出かけると良いでしょう。ただし、見かけ倒しの可能性もあるのでしっかりチェックしましょう。
恋愛中の方は、本当にそのお相手で良いのか、今一度確かめ合うときです。環境や価値観など見栄を張らずに話し合ってみてください。
外見を飾ることも大切だけど、見栄を張りうわべだけのものは廃れてしまうのね。
